スパイス名
- 作用1
- 作用2
- 薬効果
- その他よく合うもの
- 使ったらいい料理
- 特徴
- 薬効詳細
- 備考
|
サフラン
- 着色作用(色付け)
- 婦人病、健胃、精力を付ける、楽天的に
- お菓子、乳製品
- ご飯の色付け(サフランライス)、ブイヤベース、ピラフ
- スパイシーな刺激のある香りと快いほろ苦さ。水にとけると黄金色になる。
- 鎮痛、鎮痙、発汗、通経、風邪、健胃薬などに広く用いられている。
|
さんしょう(山椒)
- 辛味作用(食欲増進)
- 賦香作用(においづけ)
- 食欲増進、健胃、消炎
- レバー
- 中華料理の必須スパイス
- 独特の香りと辛味
- 芳香性健胃、消炎、利尿、局所興奮、駆虫薬として用いられている。苦味チンキの原料でもある。
|
ジェニパベリー
- 賦香作用(においづけ)
- 獣肉
- ねずの実。苦みと松ヤニの様な独特の香り。ジンの主要スパイス、香りが強いので少なめに使用。
|
シナモン・カシア
- 賦香作用(においづけ)
- 呈味作用(甘味)・抗菌作用
- 健胃、整腸、頭痛緩和、発汗解熱、鎮痛、利尿
- 甘い菓子
- カレー、スープ,グリル、キャセロール、ケーキ、アップルパイ
- すがすがしい甘味と辛味をもつ
- 西洋では古くから薬用として用いられ、現在でも内科疾患の民間万能薬として利用されている。インドでは腹痛、下痢の治療薬として利用されている。和漢薬としては、発熱、悪心、嘔吐などに用いられる。
- 肉、魚類の品質保持に用いられる
|
ジンジャー
- 矯臭・脱臭作用(くさみけし)
- 辛味作用(食欲増進)
- 頭痛、鼻づまり、嘔吐、腹痛、咳止め、健胃整腸。
- 全般
- 肉料理、乾燥した物を甘味の料理に利用
- 爽やかな辛さと甘い芳香。生の物にはジアスターゼが含まれているため、肉の組織を柔らかくする効果がある。
- 芳香性健胃薬又は矯味薬として広く使用されている。漢方では健胃薬、鎮嘔薬として水毒による症状を治すのに用い、新陳代謝の低下した時や、嘔吐、咳、めまい、手足の冷え、腹痛、下痢などの治療薬に含まれる。精油は強い殺菌作用がある。
- 肉、魚類の品質保持に用いられる
|
スターアニス
- 賦香作用(においづけ)
- 健胃、駆風
- モツなど
- 中華料理
- 中華料理に特有の香りを付けるスパイス、甘草に似た甘い香りと苦味、渋味。
- 効能として芳香性健胃、鎮痛剤、駆風剤、腹部膨満、嘔吐などの症状に効果ありとされ、漢方では思仙散に配合されている。健胃や風邪薬には広く配合され、また、浴湯料として相当の需要がある。
|
セイボリー
- 辛味作用(食欲増進)
- 賦香作用(においづけ)
- 興奮作用、消化促進
- チーズ、卵
- ローストポーク、ボイルチキン、ソーセージ、魚料理のソース。
- ピリリとした辛味で豆のハーブといわれる、ミントのような爽やかさと刺激的な辛味。意外に強いスパイスなので使い過ぎは禁物。
- 民間薬として自家中毒症、痛風、リウマチ、尿道結石、喘息の発作鎮静などに使われている。また、蜂に刺された時、新鮮な葉をこすり付けるとよいといわれている。
|
セージ
- 矯臭・脱臭作用(くさみけし)
- 賦香作用(においづけ)
- 強壮、消炎、解熱
- ソーセージ、内臓料理、挽肉料理
- ハンバーグ、ソーセージには不可欠、ローストビーフ・ポーク、レバー料理
- 脂っぽいものと調和し、脂肪の吸収をサポート。肉の臭みを消す力は抜群、ショウノウに似た匂いで、味は渋味がある。爽やかな強い香りとほろ苦さを持つ。
- 強壮作用があり、葉の抽出液が咽喉炎や、消毒用のうがい薬、口内炎、歯茎の出血どめなどに使われたりした。また、消化を促し熱を下げるともいわれ、胃腸炎や解熱などにも効くといわれている。
- 肉、魚類の品質保持に用いられる。脂の酸化を防ぐ合成抗酸化剤代用
|
セロリ
- 賦香作用(においづけ)
- 利尿、催淫、駆風
- コロッケ、シチュー、クッキー、
- 青臭い香味、やや苦味のある特徴的な味
- 西洋の民間薬として、葉茎は利尿、また外用薬として眼炎や乳房硬結に用いられる。和漢薬でも葉茎は発汗、利尿、潰瘍、打撲傷などに、種子は利尿、水腫などに利用されていた。また、シードから得たセロリー油は薬理作用として子宮の収縮に効果があるという報告
|
セロリシード
- 賦香作用(においづけ)
- 利尿、催淫、駆風
- 卵、野菜ジュース
- コロッケ、シチュー、クッキー、ケーキ
- パセリとナツメグを合わせたような青臭い香味、やや苦味のある特徴的な味。
|