スパイス詳細:は行
スパイス名
作用1
作用2
薬効果
その他よく合うもの
使ったらいい料理
特徴
薬効詳細
備考
バジル(バジリコ)しそ
賦香作用(においづけ)
殺菌作用、強壮作用、消化促進
卵、乳
イタリア料理に合う、トマト、なす、魚、鶏肉
甘い爽やかな香りとかすかな辛味。
サポニンを含んでいるため、鎮咳や通経薬として利用されることもある。
パセリ
賦香作用(においづけ)
口臭消し
卵
レバー料理
爽やかな芳香とくせのあるほろ苦さ。
アピオールは腎臓疾患の治療薬や通経剤に用いる。また、フランスではマラリアにキニーネの代用品として用いたこともあった。民間ではパセリ茶には駆風、利尿作用があり、消化を助ける作用があるといわれている。
バニラ
賦香作用(においづけ)
強壮、健胃、興奮作用
お菓子、ケーキ
お菓子
甘い独特の香味。エッセンス、オイルも。
医薬としては矯味矯臭剤として使われている民間薬としては月経不順や熱病に用いられ、昔は催淫薬として使われていた。
パプリカ
着色作用(色付け)
ビタミンCが豊富
卵
ソーセージ、ハム、肉料理、サラダドレッシング、トマト料理、ハンバーグ。
辛くないレッドペッパーの仲間。甘酸っぱい香り。
ビタミンC(アスコルビン酸)が含まれ、新鮮なものほど多い。また、果肉から得られる脂肪中にはビタミンEが含まれ、油脂類に対して抗酸化効果が認められている。
ヒソップ
賦香作用(においづけ)
消化促進
脂っこい肉
ソーセージ
苦みとはっかの香りが脂っこい肉によく合う。消化を助ける作用。
フェンネル(フェネル)
賦香作用(においづけ)
食欲増進、利尿効果、視力強化、かっけ、嘔吐、腹痛、駆風
生葉はサーモン料理に使用、魚料理に相性がいい。
魚の脂臭さを消す。魚のハーブ、五香の大切な成分の1つ。
和漢薬としては急性腸カタル、脚気、嘔吐、腹痛などに処方される。また、精油には健胃、駆風、きょ痰作用がある。西洋では民間薬として乳汁分泌を促進し、花軸は月経促進に効ありとされている。利尿効果もあるので腎臓や膀胱疾患にも使われていた。
ベイリーブス(ベイリーフ)
矯臭・脱臭作用(くさみけし)
賦香作用(においづけ)
ハンバーグ
肉や魚の匂い消し効果が強い。加熱によって芳香が増す、生葉はやや苦味があり乾燥とともに強い芳香を放つ。ちぎって使用すると効果大。
医薬としてリウマチ、関節痛、神経痛、「かいせん」の治療や、芳香性健胃薬、発毛料、浴湯料に使用される。脂肪油のローレル脂ははえなどの駆除剤として利用されている。
ペパー/こしょう(黒胡椒)
辛味作用(食欲増進)
酸化防止効果(肉類、魚貝類の品質保持)
腹痛治療、健胃、利尿作用、駆風
全般
ほとんどの料理に適する。
スパイスの王様。スパイシーで辛味のある刺激、香りの強さは黒胡椒が勝り白胡椒はマイルド。
昔は興奮剤、駆風剤、消化薬、さらに下痢、コレラ、関節炎などの治療薬として用いられていたが、近年は辛味性健胃薬として利用されている。漢方でも発汗、駆風、健胃薬として胃弱、消化不良、下痢、腹痛などの症状に内服したりする。
肉、魚類の品質保持に用いられる
ペパー/こしょう(白胡椒)
辛味作用(食欲増進)
酸化防止効果(肉類、魚貝類の品質保持)
腹痛治療、健胃、利尿作用、駆風
全般
ほとんどの料理に適する。
スパイスの王様。スパイシーで辛味のある刺激、香りの強さは黒胡椒が勝り白胡椒はマイルド。
昔は興奮剤、駆風剤、消化薬、さらに下痢、コレラ、関節炎などの治療薬として用いられていたが、近年は辛味性健胃薬として利用されている。漢方でも発汗、駆風、健胃薬として胃弱、消化不良、下痢、腹痛などの症状に内服したりする。
肉、魚類の品質保持に用いられる
ホースラディシュ
辛味作用(食欲増進)
食欲増進、健胃
カジキ、クジラ、大豆蛋白質
ローストビーフ、生ガキ、燻製
ぴりぴりした辛味は薬味として。わさびのような辛さと香り。西洋わさび、殺菌性があるので防腐剤として。辛味と芳香。
中世以来、興奮剤、防腐剤、利尿剤、寄生虫予防に用いられ、特にヨーロッパでは盛んに使われていた。新鮮な葉は民間薬として壊血病治療に効果があるといわれている。辛味芳香性健胃薬、また食欲増進、血圧亢進、きょ痰などに用いたりする。
ポピーシード
賦香作用(においづけ)
麻酔性
お菓子
マカロニ、スパゲッティ、ピラフ、魚のムニエル、ケーキ、パイ
焼いたり煎ったりするとナッツのような香ばしい香り
ポワブルローゼ
呈味作用
肉料理に合う
程よい渋味と苦味が肉料理に合う。
by:のぼる & 愛子
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