生ハム作成奮戦記(下ごしらえ編)Part 3


1996/1/14 さあ、これから肉の整形にかかりましょう。
今回は4つの肉を3タイプでやってみようと思います。


これから下ごしらえ編 Part 3 です。

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基本的に燻製をするときには清潔に気をつけましょう
以前にも書いたかもしれませんが私は手を洗う事と消
毒用のアルコールで手に霧吹きして肉には触るように
心掛けています。
肉を冷蔵庫から出してピチットシートをはずして準備
しておきましょう。

sitagosi9No.1 sitagosi10No.2 sitagosi11No.3

PM11:45〜
まずはいわゆる基本のスタイルになると思うのですがさらしを巻きます。
適当な長さに切ってよく洗ったさらしを肉が丸くなるように脂身を外にして巻
いて行きます。No.1
巻き終わったら片側を結んでひもを切って、反対側も結んでやりましょうNo.2
それからNo.3の様に巻いて行きましょう、タコひもはなるべく太いものを使っ
たほうが楽です、奇麗に洗った軍手をはめてやっても作業がさらに楽になりま
す。
さらしを巻くと整形が奇麗にできるのとさらしが適当に水分をすって肉を乾燥
させてくれ好都合みたいです。


sitagosi12No.1 sitagosi13No.2 sitagosi14No.3

さて次のパターンは肉にそのまま凧糸を巻き付けるやり方です。
テレビで肉にそのままひもを巻きつけて燻煙したハムのCMを倉本聡がやって
いるのを見て何度かこの方法をやっています、確かに出来上りはかっこいい。
No.1の様に小さな輪っかを作ってそこにひもを通して肉にかけてやりNo.2の様
にぐっと引っ張って、後は巻き付けていくとNo.3のようになります。
あと、縦に十字にひもをかけてやります、やってみると意外と簡単に出来ます。


sitagosi15No.1 sitagosi16No.2

これで2つのパターンが出来ました。
あと一つのパターンは何かって?それはそのままでやるパターンです(^_^;) 
実はこの方法は今までやった事がありません、でもよく海外の旅行に行った番
組を見ていて自家製の生ハムをごちそうになったといった場面に出て来るのを
見るとひもをかけて整形していない肉の塊を燻製したものが出ています、と言
う事は苦労しなくてもいいのかも???
そんな理由?で今回は2つの肉はそのままで燻製にしてみます(凶と出るか吉と
出るか?お楽しみ)(^o^;
さっきはずしたピチットシートにもう一度包んで No.2 又、冷蔵庫に。
と言うのも今日は雨だし、燻煙作業は明日からに延期をしました。
*ピチットシートは再利用しないようにと書いてありますが清潔に気をつければ
結構何度も利用出来るように思います。(あくまでもこれも私の独断です)


さあ、いよいよ長丁場の燻煙作業の日々の始まり。
次回からの奮戦記は温度と根気との戦いの1ヶ月ちょとになるかな?

これを書いていくのも根気との戦いになりそう・・・
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by:のぼる & 愛子